最近、お客様からのお問い合わせで「インターネットはつながるけれども、

プリントやスキャンがエラーになってしまう」

「昨日まではインターネットが使えていたのに、インターネットが使えない(不安定だ)」

という内容が増えてきています。

原因として、最も多い内容がWIFIルーターの設定です。

導入している無線ルーター下図のようなスイッチはついていないでしょうか。

図①バッファロー社製　無線ルーター背面

バッファロー社製の無線ルーターの場合、図①の上部のスイッチで無線ルーターの稼働モードを決めています。

稼働モードにはAUTOモード、MANUALモードの2種類があります。

※出荷時にはAUTOモードにつまみが合わせられています。

AUTOモードでは、無線ルーター接続時に無線ルーター自身がネットワークの状態を確認し下記の３つの動き方から最適な

動作モードに自動で変更してくれます。

①ルーターモード

ネットワーク内のルータとして稼働。

ルーターはネットワークの通信の司令塔の役割を果たすほか、

インターネット接続のための接点としての役割を果たす。

ONU(光回線終端装置)のすぐ次に無線ルーターをつなげる場合はこのモードを使う。

②APモード(アクセスポイントモード)

無線ルーターから、ルーター機能をカットしたモード。

無線ルーターよりも上位にルーターやホームゲートウェイがある場合は、このモードでの稼働が必要。

③WBモード(子機モード)

電波の到達範囲を拡張させるために無線ルーターを複数設置したいが、

設置場所まで有線LANケーブルが引けない場合に使う。

ミキでは、MANUALモードに変更の上、使用目的に合わせモード切替を行うことをお勧めしております。

AUTOモードは非常に便利ですが、ひょんなことから動作モードが切り替わってしまったりすることがあり、

ネットワーク内にルーターが2台置かれる状態(２重ルーター)に陥る可能性があります。

同一のネットワークに通信の指令役であるルーターが複数あると、ネットワークが不安定になってしまいます。

皆さんの無線ルーターは適切な設定で導入できているでしょうか？

ミキではネットワーク障害の原因切り分け・復旧支援や社内ネットワークの見直しなども承っております。

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